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【2024年11月最新】アメックスプラチナが乱発された3つの理由を完全解説!ステータス・価値は本当に下がったのか?

以前までは招待制で希少価値が今よりも高かったアメックスプラチナですが、2019年より自己申し込みが可能になったため乱発されていると、ネットやSNSでかなり騒がれています。

既存のアメックスプラチナホルダーの中には「誰でも申し込めるようになったから持つ価値がなくなった」などと嘆く声も…

また乱発という言葉は上記にとどまらず、同時にインビテーションも大量に送られたことによってさらに火がつきました。

この記事では、アメックスプラチナが乱発された3つの理由から、現在の乱発状況までを詳しく紹介します。

※表現で齟齬がうまれないためにも、乱発という言葉を「むやみやたらに発行する」と定義します

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アメックスプラチナの乱発事情

アメックスプラチナの乱発といっても、時期によって状況が大きく異なります。

乱発は2019年前後に騒がれましたが、現在は落ち着いている印象です。

まずは当時の状況と現在の乱発事情について見ていきましょう。

乱発と騒がれた背景

アメックスプラチナの乱発がとくに騒がれたのは、2019年4月8日以降の自己申し込みが可能となったタイミングです。

SNSやネットで大きな話題を呼び、以下のような声をたくさん見かけました。

引用:Twitter
引用:Twitter

主に「インビテーションの封書が届いた」といった内容であり、中には無職の方にもインビテーションが発送されたようです。

なかば適当に送られてそうなインビテーションが、乱発と騒がれるきっかけになりました。

当然、既存のアメックスプラチナホルダーからしてみては、あまり気持ちのいいものではないですね…

アメックスプラチナのステータス性が問われ始める出来事となりました。

現在は乱発されていなさそう

2024年11月現在は乱発に関する声も少なくなってきている印象です。

インビテーションを受ける方はSNSでもチラホラ見かけますが、乱発と言えるほどの勧誘はないです。

下位カード利用者に向けたインビテーション送付は、自己申し込み制が解禁される前からあったので、いまも一定数送られるのは当然だと言えます。

実際にツイッターなどで「アメックスプラチナ 乱発」と調べてみると、数々の声が見れますので、気になる方はぜひ調べてみてください!

アメックスプラチナが乱発された理由を考察

アメックスプラチナが乱発された理由として考えるものは、以下の3つです。

  • 年会費で売上アップを狙った
  • 自己申し込み制が解禁された
  • PRにインビテーション送付が必要だった

理由①:年会費で売上アップを狙った

単純にアメックスプラチナの会員数を増やすために、乱発したのもあるでしょう。

カード会社の主な収益源は、以下の4つだと言われています。

  • 加盟店からの利用手数料
  • キャッシングの利息
  • リボ払いの手数料
  • 年会費収入

年会費収入は全体の売上に比べれば少ないものかもしれませんが、アメックスプラチナの年会費は143,000円と比較的高額です。

保有者を増やせばすぐに売上アップが狙えるので、これも一つの狙いだと言えます。

理由②:自己申し込み制が解禁された

自己申し込み制が解禁されたことによって、必然的に会員数は増えます。

インビテーション制から自己申し込み制になったことで、乱発と言われるのは仕方がありません。

「自己申し込み制になった=ステータス性が下がった」と解釈する方もいますが、アメックスプラチナの上にはセンチュリオン・カードもあるので何とも言えません。

解釈は人それぞれですが、センチュリオンのインビテーションを狙っている方は、アメックスプラチナのステータス云々はあまり気にしてないと思います。

理由③:PRにインビテーション送付が必要だった

インビテーションが乱発された理由として、自己申し込み制が解禁されたPR的な意図があったのではないかと考えます。

仮にAMEXが低所得者層にインビテーションを送っていたとしても、その人たちを審査通過させるかはAMEXの裁量で決められます。

そもそも入会させるかは審査で決めればいいので、アメックスプラチナのPRとして乱発していたのではないでしょうか。

まとめ:アメックスプラチナは確かに乱発されたが…

アメックスプラチナは自己申し込み制の解禁、インビテーション乱発によって、以前よりも多くの方が手にできるようになりました。

このような背景から、確かにアメックスプラチナの珍しさや価値は下がったかもしれません。いまでは誰もが公式サイトからカンタンに申し込めます(審査通過するかは別です)。

とは言えアメックスプラチナのステータス性について、以前よりも認識の変化あるのかな〜と思います。

大事なのは入会のハードルではなく「高い年会費を払い続ける力があるかどうか」です。

そもそも年会費をネックに感じるような方は、アメックスプラチナの特典を使いこなすのは難しいでしょう。

ご存知かとは思いますが、アメックスプラチナには豊富な特典が付帯されているので、そこに目を向けて必要か否かを考えてみてはいかがでしょうか?

アメックスプラチナの審査に通過できる年収の目安はこちらで解説しています→アメックスプラチナは年収いくらで持てる?審査通過率・落ちたときの対処法を解説!

コラム1.アメックスプラチナの乱発と保有率の関係

乱発により1年で3万人も保有者が増加

アメックスプラチナは2019年に自己申し込み制が解禁となってから、2020年には保有者が150,000人を突破しました。

2019年時点で120,000人ほどだったので、1年間で30,000人も増加した結果に…!

この発行数を見ると、乱発と言わざるを得ないかもしれません。

日本における保有率は0.118%

アメックスプラチナの保有者は乱発によって確かに増えましたが、日本人全体の母数で計算すると、保有率は約0.118%です。

約850人に1人ほどしかアメックスプラチナを持っていない計算になるので、全体と比較するとかなり希少なカードだとわかります。

加えて2011年に楽天インサイト株式会社が行った「クレジットカードに関する調査」では、プラチナカードを保有する方は全体の1.4%と結果が出ているので、プラチナカードの中でいっても希少です…!

メインカード、約9割が「一般カード」、上位カードは1割弱にとどまる
メインで利用しているクレジットカードのタイプは、「一般カード」が87.0%で突出して多く、「ゴールドカード」は11.3%、「プラチナカード・ブラックカードなどの最上級カード」は1.4%にとどまった。

引用:クレジットカードに関する調査

アメックスプラチナホルダーはもっと自信を持っていいと思います。

そもそも年会費143,000円と高額な維持コストを払い続けられること自体が、一般的に見ればすごいので…!

コラム2.アメックスプラチナの乱発でセンチュリオンの価値は上がった?!

アメックスプラチナの上位カードとして、AMEX最高峰のセンチュリオン・カード(ブラックカード)があります。

センチュリオンこそインビテーションを受けられないと発行できないのですが、そもそもアメックスプラチナの保有者が増えるほど、センチュリオンの価値は上がるのでは?と思いました…!

なぜならセンチュリオンは会員数が世界の地域ごとに決められており、一定数を下回ったら招待の基準を決めるリストが作られるようです(一人が退会したら一人が招待されるとの噂もありますが、恐らくここまで細かくはなさそう)。

世の中にはセンチュリオン修行として、数年の間で多額な決済をしてインビテーション獲得を狙う方もいます。

センチュリオンを本気で狙う人が増えれば増えるほど、インビテーションの基準は相対的に高くなります(年間で数千万〜億の決済が必要です)。

AMEXの本当のステータスカードはセンチュリオンです。

アメックスプラチナのステータス性に真偽を問うのではなく、センチュリオンを目指すツールとして保有するのがステータスに重きを置いた正しい持ち方かもしれません。

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