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ANAアメックスゴールド徹底解説【2024年11月最新版】特典・ポイント還元率・審査・メリット・デメリットまで紹介

ANAのマイルをよりお得に貯めたい、日常の支払いを通してANAマイルを貯めたいと考えている方におすすめの1枚が、アメックスとANAが提携して発行しているANAアメックスゴールドです。

アメックスから発行されているANAカードの中では、中間のランクに位置し、年会費と特典やサービスとのバランスが良いカードとしても人気を集めています。

本記事では、ANAアメックスゴールドの基本情報や特典、カードを保有するメリット・デメリットなどについて解説します。

ANAのマイルを貯めるクレジットカードとして、どのカードを選んだらよいか悩まれている方はカード選びの参考に本記事をご活用ください。

もくじ(タップで該当箇所にスキップ)

ANAアメックスゴールドの基本情報

年会費(基本カード会員)34,100円
年会費(家族カード会員)17,050円
国際ブランドAMEX
申込資格20歳以上本人に安定した継続的な収入のある方
ポイント1.0%〜2.0%
ポイント→マイルへの還元率1,000ポイント=1,000マイル
海外旅行傷害保険最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円
タッチ決済対応

各項目で注目して確認してほしい点については、次の章以降で詳しく解説します。

年会費

ANAアメックスゴールドの基本カード会員・家族カード会員の年会費については以下の通りです。

  • 基本カード会員:34,100円
  • 家族カード会員:17,050円

アメックスとANAが提携し発行しているクレジットカードの中では、ちょうど中間に位置する価格帯で、コストと特典などのバランスが取れた1枚として人気を集めています。

月額あたりに換算すると、基本カード会員は約2,840円で保有ができるため、コスト面に関して負担に感じることはあまりないと思われます。

申込資格

ANAアメックスゴールドは「20歳以上本人に安定した継続的な収入のある方」を申し込みの対象としています。

「安定した継続的な収入」とあるため、社会人や個人事業主として働いていることが条件のため、学生の申し込みはできません。

具体的に必要な収入の額については公表されておりませんが、実際にカードの審査を通った人の口コミなどを見てみると、特別高い収入でなくても審査を通過されている方は多いです。

インビテーションなどは不要で誰でも申込資格を満たせばインターネットから申し込みができるカードであるため、気になる方はぜひ気軽にお申し込みのお手続きを進めていきましょう。

ポイント・マイル還元率

ANAアメックスゴールドには、「メンバーシップ・リワード®」と呼ばれるポイントプログラムが用意されており、クレジットカードの決済金額に応じてポイントを貯めることが可能です。

レストランやスーパーなどの一般店での利用の際には1.0%のポイント還元、ANAグループでの支払いに関しては2.0%の還元が行われます。

利用シーンポイント・マイル還元率
日常の支払い100円=1ポイント
ANAグループでの支払い100円=2ポイント
ANAカードマイルプラス加盟店での支払い通常ポイント+100円につき1マイル
※一部200円=1マイルとして換算される加盟店あり

また、ANAカードマイルプラス加盟店でカードを利用した場合についてはポイントとは別に100円につき1マイルの付与も行われます。

ANAカードマイルプラス加盟店には、コンビニやドラックストアなど身近なお店が多数登録されているだけでなく、ANAウェブサイトなども含まれています。

つまり、ANAのウェブサイトで航空券を購入する際は、100円の支払いに対して2ポイント+1マイルの獲得が可能です。ANAを利用する機会の多い方であれば、ポイントやマイルの獲得で年会費の元を取ることも十分にできます。

ANAカードマイルプラス加盟店の一例については以下の通りです。その他の店舗については、公式ホームページでご確認ください。

ANAカードマイルプラス加盟店(一例)

  • セブン‐イレブン
  • スターバックス
  • ヤマダデンキ
  • マツモトキヨシ(店舗・オンラインショッピング)
  • ANA・ANAグループ
  • ANAのふるさと納税

ポイントからマイルへの交換レート

日々の決済などで貯めたポイントをANAのマイルに交換をする際のレートについて解説します。

ANAアメックスゴールドでは、1,000ポイント=1,000マイルとして交換可能です。

交換レートで計算をしても、1.0%と比較的高レートであることがわかります。

ポイントからマイルへ交換をする際は、通常5営業日程度の時間がかかるため、航空券を購入する予定がある場合は、少し余裕を持って手続きをすることをおすすめします。

ポイントはANAマイル以外にも交換できる

ANAアメックスゴールドを保有する人の多くはポイントをANAのマイルへ交換することを目的としている人が多いですが、その他の方法で活用することもできます。

活用方法の一例としては以下の通りで、カードの年会費への充当、美味しいグルメや最新家電への交換などが用意されています。

旅行などの予定がなく、ポイントの使い道に困った場合はマイル以外の選択肢があることも頭に入れておきましょう。

  • カードの年会費にポイントを充当する
  • 最新家電やお取り寄せグルメに交換する
  • ヨドバシカメラ/髙島屋の商品券に交換

海外旅行傷害保険

ANAアメックスゴールドには、海外旅行中の怪我や病気の際にかかった治療費、航空機が遅延しホテルを急遽予約したなどにの際にかかった費用を補償する、海外旅行傷害保険が付帯されています。

最高1億円が補償の金額で、旅行中の様々な事象に対応できる利便性の高さが人気を集めています。

海外旅行へ行く機会の多い方であれば、毎回旅行保険に申し込みをする手間や費用を削減できるのもメリットの一つです。

保険種別基本カード会員様家族カード会員様
傷害死亡/傷害後遺障害保険金1億円(1,000万円)5,000万円(1,000万円)
傷害治療費用保険金300万円(200万円)300万円(200万円)
疾病治療費用保険金300万円(200万円)300万円(200万円)
賠償責任保険金4,000万円(4,000万円)4,000万円(4,000万円)
救援者費用保険金
(保険期間最高)
400万円(300万円)400万円(300万円)
携行品損害保険金50万円(50万円)50万円(50万円)
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用1回につき最高2万円
受託手荷物遅延費用1回につき最高2万円
受託手荷物紛失費用1回につき最高4万円
ANAアメックスゴールド

万が一の際に補償を受けるためには、以下に該当する料金を事前にANAアメックスゴールドを使って支払いをする必要がある点にはご注意ください(利用付帯の保険です)

保険が適用になる旅行代金の支払い

  • 旅行前に日本国内にてカード決済された、日本出入国のために時刻表に基づいて運航される公共交通乗用具(※1)のチケットやパッケージ・ツアーの料金
  • 日本国内でのカード決済がない場合、出国後に海外で時刻表に基づいて運行される公共交通乗用具のチケットの料金

(※1) 公共交通乗用具とは、航空法、鉄道事業法、海上運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、電車、船舶などをいいます。

国内旅行傷害保険

海外旅行傷害保険と同じく、国内旅行中の事故等の際に補償を受けることができるのが国内旅行傷害保険です。

ANAアメックスゴールドでは、「傷害死亡/傷害後遺障害保険金」のみが設定されています。

治療や手術に関する費用については含まれていないため、万が一の際は健康保険やその他の保険も合わせて利用する必要がある点はご注意ください。

保険種別基本カード会員様家族カード会員様
傷害死亡/傷害後遺障害保険金5,000万円(1,000万円)5,000万円(1,000万円)
入院保険金日額
手術保険金
通院保険金日額
ANAアメックスゴールド

また、海外旅行傷害保険と同じく万が一の際に補償を利用するためには、以下に該当する料金を事前にANAアメックスゴールドを使って支払いをする必要があります。(利用付帯の保険です。)

保険が適用になる旅行代金の支払い

  • ご自宅を出発する前に宿泊を伴う募集型企画旅行の代金をカードでお支払いいただいた場合、参加中の事故によって受けられた傷害については、国内旅行傷害保険が付帯されます。なお、宿泊を伴わない旅行であっても、 公共交通乗用具(※1) のチケットをカードでご購入いただいた場合、ご搭乗中の事故については補償の対象になります。

(※1) 公共交通乗用具とは、航空法、鉄道事業法、海上運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、電車、船舶などをいいます。

ANAアメックスゴールドの豪華特典

次に、ANAアメックスゴールドに付帯する特典の中から人気のものをいくつかご紹介します。

【継続特典】毎年2,000ボーナスマイルをプレゼント

ANAアメックスゴールドには、毎年カードを継続するたびに感謝の気持を込めて2,000ボーナスマイルの付与が実施されます。

通常2,000マイルを獲得するためには、200,000円のお買い物が必要になることを考えると非常にお得な特典と言えます。

もらったマイルを活用して、旅行の計画などを立てていきましょう!

ANAの関連店舗で割引が受けられる

引用:ANA ゴールドカード |アメリカン・エキスプレス

ANAアメックスゴールドを保有すると、ANA FESTA、機内販売、A-styleの3つのお店でお買い物をする際に5〜10%の割引を受けることができます。

どのお店もANA職員が厳選した品質の高い商品を扱うお店ばかりで、利用者からの評判は良好です。

旅先でお土産を選ぶ際などには、ぜひ割引を利用してお得に商品を購入してください。

各店舗ごとの割引率については以下の通りです。

店舗名割引率
空港内店舗「ANA FESTA」5%オフ
ANA国内線
ANA・エアージャパン国際線の機内販売
10%オフ
ANAオンラインショップ「A-style」5%オフ

優先チェックイン

引用:ANA ビジネスクラス ご搭乗日当日空港での流れ|国際線|ANA

ANAの国際線をエコノミークラスの座席で利用する際に、ANAアメックスゴールドを保有していると、ビジネスクラス専用カウンターでチェックイン手続きを行うことができる特典が付与されます。

エコノミークラスのカウンターは利用者が多く混雑していることも多いですが、ビジネスクラウスのカウンターであれば混雑を避けて、手続きが可能です。

余った時間を有効活用し、ラウンジでの滞在やショッピングなどを楽しみましょう。

特典を利用する際にはカード本体の提示が必要なため、忘れることないようにご注意ください。また、本会員だけでなく家族会員も同様のサービスを受けることが可能です。

ANA SKY コインボーナス

ANAアメックスゴールドには、1年間のカード利用実績に合わせて、旅行代金の支払いなどに充当できるANA SKYコインを獲得できる制度を2つ用意しています。

制度の名称は、ANA SKY コイン獲得プログラムANA SKY コインプレゼントの2つで、各種条件等については以下の通りです。

項目ANA SKY コイン獲得プログラムANA SKY コインプレゼント
条件対象のご利用 300万円 以上対象のご利用額 100万円 毎
対象対象カードでのほぼ全てのお支払い航空券のご購入(※1)
旅行商品(※2)
対象期間毎年1月1日から12月31日の1年間毎年10月1日~翌年9月30日までのご利用分
獲得コイン10,000コイン 獲得(10,000円相当分)5,000コイン (5,000円相当分)
プレゼント

※1:ANAウェブサイト(www.ana.co.jp)、ANA国内線予約/案内センター、ANA国際線予約/案内センター、ANAカウンター

※2:ANAトラベラーズ国内ツアー/海外ツアー、ANAダイナミックパッケージ、ANAワンダーアース、WEB限定ツアー、ANAマイレージクラブ会員限定ツアー

300万円、100万円が一つの目安となるため、条件のクリアを目指して日頃のお買い物からANAアメックスゴールドを積極的に活用していきましょう。

ANA SKY コインは10コイン=10円分として利用が可能です。詳細については公式ホームページも合わせてご確認ください。

プライオリティ・パス

引用:Tokyo-Narita-International | Priority Pass

クレジットカードに付帯する特典の中でも人気が高いのがプライオリティ・パスです。

世界各地の空港にあるラウンジを利用できる会員制のサービスで、ラウンジ内では軽食、アルコール、ソフトドリンクなどを楽しみながら飛行機出発までの時間を快適に過ごすことが可能です。

ANAアメックスゴールドに付帯するプライオリティ・パスの利用条件に関しては、以下の通りで、利用回数や利用できる範囲に制限が設けられている点についてはご注意ください。

年会費無料
ラウンジ利用料年間2回まで無料
年間3回目以降、1回につき35米ドル
同伴者の利用料1名様につき35米ドル
有効期限4年(自動更新)
家族カード会員の発行有無家族カードでもプライオリティ・パスの発行可能
サービス利用制限空港ラウンジの利用のみ。
飲食やスパ施設での利用は不可。

また以下は、日本国内の空港にあるプライオリティ・パスで使えるラウンジです。その他の空港の情報については、公式ホームページでご確認をお願いします。

空港ターミナルラウンジ
東京・成田国際空港第1ターミナル・I.A.S.S Superior Lounge -NOA-
・I.A.S.S Executive Lounge 1
第2ターミナル・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-
・I.A.S.S Executive Lounge 1
東京国際空港(羽田)第1ターミナル・Power Lounge South
・Power Lounge Central
・Power Lounge North
第2ターミナル・Power Lounge North
・Airport Lounge South
・Power Lounge Central
第3ターミナル・Sky Lounge South
・TIAT Lounge
名古屋・中部国際空港第1ターミナル・Centrair Global Lounge
・Plaza Premium Lounge
・KAL Lounge
大阪・関西国際空港エアロプラザ・KIXエアポート カフェラウンジ
第1ターミナル・Card Members Lounge Rokko
・Card Members Lounge Kongo
・ANA Lounge
・Card Members Lounge Annex Rokko

空港ラウンジ

引用:ラウンジ(国内線)-サービス案内|新千歳空港

ANAアメックスゴールドでは、日本の主要空港とハワイ・ホノルルの空港に設置された空港ラウンジの利用が可能です。

プライオリティ・パスで使えるラウンジと比較をすると、軽食やアルコールなどは基本的に有料とサービス面では見劣りする部分がありますが、ソファーやデスク、ソフトドリンクの無料提供などが行われており、空港内の混雑を避けて、快適な時間を過ごすことができます。

同伴者についても1名までであれば無料でラウンジの利用ができるのもおすすめのポイントです。

プライオリティ・パスラウンジが混雑しているときなどは、こちらの特典も有効活用していきましょう。

エリア空港ラウンジ
北海道新千歳空港スーパーラウンジ
ロイヤルラウンジ
ノースラウンジ
【休業中】トラベラーズラウンジ
函館空港ビジネスラウンジ「A Spring.」
東北青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ロイヤルスカイ
仙台空港ビジネスラウンジ East Side
関東
甲信越
成田国際空港第1ターミナルIASS Exective lounge1
成田国際空港第2ターミナルIASS Exective lounge2
羽田空港第1ターミナルPOWER LOUNGE NORTH
POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE CENTRAL
羽田空港第2ターミナルエアポートラウンジ(南)
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港第3ターミナルTIAT LOUNGE
SKY LOUNGE
【休業中】SKY LOUNGE SOUTH
新潟空港エアリウムラウンジ
東海
北陸
中部国際空港プレミアムラウウジセントレア
第2プレミアムラウンジセントレア
富山空港らいちょう
小松空港スカイラウンジ白山
近畿関西国際空港六甲
金剛
アネックス六甲
伊丹空港ラウンジオーサカ
神戸空港ラウンジ神戸
中国
四国
岡山空港ラウンジマスカット
広島空港ビジネスラウンジ「もみじ」
米子鬼太郎空港ラウンジ DAISEN
山口宇部空港ラウンジきらら
高松空港ラウンジ讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
徳島空港「ヴォルティス」
九州
沖縄
北九州空港ラウンジひまわり
福岡空港ラウンジTIMEノース
ラウンジTIMEサウス
ラウンジTIMEインターナショナル
熊本空港ラウンジASO
長崎空港ビジネスラウンジ「アザレア」
大分空港ラウンジくにさき
宮崎ブーゲンビリア空港ブーゲンラウンジひなた
ラウンジ大淀
鹿児島空港スカイラウンジ菜の花
那覇空港ラウンジ華~hana~
ハワイダニエル・K・イノウエ
国際空港(ホノルル)
IASS HAWAII LOUNGE

手荷物無料宅配サービス

ANAアメックスゴールドを保有すると、海外旅行から帰国した際に、空港から自宅までの間で手荷物を1個無料で運搬するサービスを利用することができます。

大きなスーツケースなどを持って電車やバスで帰宅する手間が省けるため、お土産で荷物が増えた、旅の疲れが残っているなどのシーンでは大変便利です。

配送が依頼できる空港、預けることのできる荷物の条件などについては以下の通りです。

利用可能なタイミング帰国時
配送個数1個
お預かりする手荷物の条件【お荷物の種類】スーツケース、ゴルフバック
【取扱いサイズ】縦/横、高さの合計が160㎝以内
【重量】30㎏以内
対象空港羽田(第2・第3)、成田、関空、中部
家族カード会員の利用有無家族カードでも本特典の利用が可能

利用をする際は国際線の利用が証明できる搭乗券とANAアメックスゴールドのカード本体の提示が必要なため、モバイル決済などを利用している方はカード本体を忘れないようにご注意ください。

荷物の受付場所などの詳細については、公式ホームページも合わせてご確認をお願いします。

ANAアメックスゴールドのメリット

カードの基本情報や特典を理解したところで、ANAアメックスゴールドを保有するメリットについて解説します。

貯めたポイントに有効期限がない

ANAアメックスゴールドでの決済金額に応じて貯まるポイントに、有効期限がないのが1つ目のメリットです。

ポイント・マイル還元率の章でも解説した通り、ANAアメックスゴールドではメンバーシップ・リワードのポイントが貯まりますが、その他のカードで貯めた場合は有効期限は最長3年です。

有効期間を気にすることなくポイントを保有することができため、カード利用の機会が少ない方でもポイントを無駄にすることはありません。

注意点としてはANAマイルに交換をするとマイルとしての有効期限が設定され、最長36ヵ月後までしか保有することができません。ポイントやマイルを使うタイミングに注意をして、交換の手続きを行いましょう。

ポイントからマイルへ交換する際に、手数料・年間の上限がない

ANAアメックスゴールドで貯めたポイントをANAマイルに交換する際、手数料や年間の移行上限などはなく自由に交換が可能です。

一方で、アメックスゴールドプリファードなど他のカードについてはANAマイル交換の年間参加費やポイントからマイルへの移行上限が設けられています。

手数料や年間の移行上限数に制限がないのは、ANAマイルを貯めたいと考えているユーザーに取ってはおすすめできるポイントです。

アメックスから発行されているカードのANAマイルへの交換に関する年間参加費や移行上限の比較については、以下の通りです。

カード名称年間参加費移行上限
グリーン5,500円メンバーシップ・リワード・プラスに未登録:80,000 ポイント(=40,000 マイル)まで

メンバーシップ・リワード・プラスに登録済み:40,000 ポイント(=40,000 マイル)まで
ゴールド5,500円
ゴールド・プリファード5,500円
プラチナ無料
スカイ・トラベラー5,500円
スカイ・プレミア5,500円
ANAアメックス6,600円なし
ANAアメックス・ゴールド無料なし
ANAアメックス・プレミアム無料なし

ANA便の利用で、ボーナスマイルがもらえる

ANAアメックスゴールドを保有すると、ANA便を利用する際に通常のフライトマイルに加えて区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x25%のボーナスマイルの獲得が可能です。

実際にどのくらいのボーナスマイルを獲得できるか一例をご紹介すると、2025年1月1日に運賃4を利用し、羽田→札幌便へ搭乗した場合は127マイルです。

引用:ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

ANA便を利用する機会の多い方であれば、効率よくマイルを貯めるチャンスであるためANAアメックスゴールドを保有することをおすすめします。

なお、参考までにその他のANAカードのボーナスマイルの積算率は以下の通りです。カードのランクに合わせて、積算率も上昇します。

カード名称ボーナスマイル加算率
ANAアメックス区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x10%
ANAアメックス・ゴールド区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x25%
ANAアメックス・プレミアム区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x50%

ANAアメックスゴールドのデメリット

メリットを理解したあとは、デメリットの部分についても解説します。

あらかじめデメリットを把握しておくことで、カード保有後の後悔や失敗を防ぎましょう。

旅行保険が利用付帯である

基本情報の章でもご紹介した通り、ANAアメックスゴールドに付帯する海外・国内旅行傷害保険は、ANAアメックスゴールドで旅行代金などの支払いをすることで保険の適用を受けることのできる利用付帯制度を採用しています。

つまり友達が支払いを建て替えた旅行や会社の経費などで出張に行く際に、万が一事故等にあってもカード付帯の保険は利用することができません。

付帯の保険を目的にクレジットカードを保有する人も多いですが、利用規約についてはしっかりと把握しておきましょう。

上位カードに当たるANAアメックス・プレミアムでは、海外旅行傷害保険限定で自動付帯の制度も取り入れているため、補償の充実を図るのであれば合わせて申込みの検討をおすすめします。

ANAのラウンジに関する特典がない

引用:羽田空港 ANA SUITE LOUNGE|国内線ラウンジ|ANA

ANAアメックスゴールドにはプライオリティ・パスや空港ラウンジに関する特典がある一方で、ANAの提携カードでありながらANAラウンジが使える特典については提供されておりません

ANAのラウンジを使いたい思われている方は注意が必要です。

ANAのラウンジを利用したいと考えるのであれば、ANAアメックス・プレミアムがおすすめです。

ANAアメックス・プレミアムであれば、国内線ANAラウンジを無料で利用できます。ラウンジが設置されている空港等の情報については、公式ホームページをご確認ください。

ただし、ANAアメックス・プレミアムでも国際線のANAラウンジを利用することはできません。

※空港によっては、プライオリティ・パスを利用してANAラウンジが利用できる場合もあります。詳細については、プライオリティ・パスの公式ホームページでご確認ください。

家族カードが有料である

ANAアメックスゴールドの家族カードに関しては、年会費の章でも触れた通り1枚あたり17,050円が必要です。

家族カードについては無料発行枠を設けているクレジットカードも多いため、有料発行しかできない点はデメリットと言わざるおえません。

家族でカードを保有したいと考えている場合は、トータルでかかるコストも頭に入れながらカード選びをすることが重要です。

参考として下記にアメックスから発行されている、他のANAカードの年会費も合わせてご紹介します。上位カードのANAアメックス・プレミアムであれば家族カードが4枚まで無料発行できる枠が用意されています。

カード名称本会員の年会費家族カードの年会費
ANAアメックス7,700円2,750円
ANAアメックス・ゴールド34,100円17,050円
ANAアメックス・プレミアム165,000円4枚まで無料

ANAアメックスゴールドのキャンペーン情報

ANAアメックスゴールドではカードへの入会後3ヶ月位内に合計180万円以上の決済をすると、最大合計で68,000マイル相当が獲得できる入会キャンペーンを実施中です。

マイルやポイントの獲得条件については以下の通りで、180万円に満たない場合でも、60万円・100万円と段階的にポイントを獲得できるのはカードユーザーにとっては優しい条件と言えます。

入会特典条件獲得マイル・ポイント
カード付帯特典カードへの入会2,000マイル
ご利用ボーナス1入会後3ヶ月以内に合計60万円以上のカード利用16,000ボーナスポイント
ご利用ボーナス2入会後3ヶ月以内に合計100万円以上のカード利用12,000ボーナスポイント
ご利用ボーナス3入会後3ヶ月以内に合計180万円以上のカード利用20,000ボーナスポイント
通常ポイント合計180万円以上のカード利用18,000ポイント

180万円と聞くと少々、ハードルは高く聞こえますがここまで大量のマイルを獲得できるチャンスはなかなかありません。ぜひ条件をすべてクリアしマイルやポイントを獲得していきましょう!

ポイ活サイト「モッピー」経由で、更に1,000P獲得!

引用:モッピー

ANAアメックスゴールドへ更にお得に入会したいと考えているあなたには、モッピーなどのポイ活サイト経由で申し込みをするのがおすすめです。

ポイ活サイトでは、会員登録を行い指定されたリンクなどからカードへの申し込みを行うと、サイト内で利用ができるポイントの獲得が可能です。

現在ポイ活サイトの一つであるモッピーでは、サイトを通してANAアメックスゴールドを申し込むことにより上記で解説した入会キャンペーンとは別に1,000ポイントの獲得が可能です。

モッピーのポイントは1ポイント=1円の価値がありPayPayポイントなどに交換すれば、現金同様に利用が可能です。実質1,000円が手に入るのと同じであるため、使わない手はありません。もちろん利用料についても無料です。

まとめ:ANAマイルを貯めるクレカなら、ANAアメックスゴールドがおすすめ

ANAアメックスゴールドの特徴は何と言っても、ANAマイルを日常のあらゆるシーンで貯めることができる点です。

また、継続特典のマイルやANA関連サービスを利用する際のボーナスマイルプレゼントなどもマイルを貯めたいと考えている方にとっては大変お得な内容と言えます。

日常の生活で貯めたマイルを活用し、国内旅行や海外旅行へ出かけたいと考えているのであればANAアメックスゴールドをうまく活用していきましょう。

カードへの入会方法については、「モッピー」などのポイ活サイトを経由するのが最もお得です。

もくじ(タップで該当箇所にスキップ)