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アメックスプラチナビジネス完全解説【2024年11月最新版】特典・ポイント還元率・審査・メリット・デメリットまで紹介

中小企業の経営者や個人事業主をターゲットとした、ビジネスをサポートする特典が豊富なカードと言えばアメックスプラチナビジネスです。

アメックスから発行されているビジネスカードの中では最高ランクに位置し、ラウンジやグルメに関する豪華な特典が利用できる点も人気を集めています。

本記事では、アメックスプラチナビジネスの基本情報や特典、保有するメリットやデメリットについて解説します。

アメックスプラチナビジネスがどんなカードか知りたい人、申込みを検討している方はぜひ参考にしてください。

もくじ(タップで該当箇所にスキップ)

アメックスプラチナビジネスの基本情報

年会費(基本カード会員)165,000円
年会費(追加カード会員)追加カード4人まで無料
5人目以上は1枚につき13,200円
国際ブランドAMEX
申込資格20歳以上本人に安定した継続的な収入のある方
ポイントメンバーシップ・リワード・プラス
ポイント還元率1.0%〜3.0%
海外旅行傷害保険最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円
タッチ決済対応

年会費

アメックスプラチナビジネスの年会費については以下の通りです。

  • 基本カード会員:165,000円
  • 追加カード会員:4人まで無料、5人目以上は1枚につき13,200円

165,000円と聞くと少し大きな金額とも思えますが、個人事業主や経営者の方であれば、事業や会社の経費として計上することで節税効果も期待できます。

経費への計上は、法令等に従って行う必要があるため詳細について税理士等ともご相談ください。

申込資格

アメックスプラチナビジネスの申込資格は、「20歳以上本人に安定した継続的な収入のある方」です。

ビジネスカードとして中小企業の経営・個人事業主をターゲットにしたカードではありますが、上記条件を満たせば会社員でも申し込みできます。

これは会社の規模や売上等を審査の対象とするのではなく、個人の信用情報を元に審査を行いカード発行の有無を判断しているのが理由です。

インビテーション等も不要なため、そのまま申し込み可能です。

ポイント還元率

アメックスプラチナビジネスでは、メンバーシップ・リワードと呼ばれるポイントプログラムが実施されており、カード決済金額に応じてポイントが貯まります。

またポイントの有効期限の撤廃、対象加盟店での支払いでボーナスポイントが獲得できる、メンバーシップ・リワード・プラスへも無料で入会(通常年会費:3,300円)できる特典が用意され、まとめると以下の還元率でポイントの獲得が可能です。

利用場所ポイント還元率
一般店100円=1ポイント(還元率:1.0%)
ボーナスポイントプログラム対象加盟店100円=3ポイント(還元率:3.0%)
公共料金、電子マネーなどの例外サービス200円=1ポイント(還元率:0.5%)
または、ポイント加算対象外

ボーナスポイントプログラム対象加盟店については、以下の通りで、日常使いができるお店も多いためぜひ積極的にアメックスプラチナビジネスを活用していきましょう。

引用:アメリカン・エキスプレス公式サイト
スクロールできます
 対象加盟店 対象サービス
AmazonAmazon.co.jp
Amazonマーケットプレイス
Kindle本
Amazon Business
Yahoo! JAPANYahoo!ショッピング
Yahoo!オークション
Apple メディアサービスApple One
App Store
Apple Music
iTunes Store での音楽の購入
Shazam
Apple TV アプリ
Apple Books
Apple Podcast
着信音と通知音の購入
Uber EatsUber Eats アプリ
Uber Eats ウェブサイト
ヨドバシカメラヨドバシカメラ
ヨドバシ・ドット・コム
石井スポーツ
アートスポーツ
JAL公式ウェブサイト(www.jal.co.jp)JAL国内線/国際線航空券
JALPAK国内/海外ツアー商品
一休.com一休.comにてご予約の国内宿泊
HIS公式ウェブサイト(www.his-j.com)海外航空券
事前決済となる海外ホテル
海外航空券 + ホテル(セット販売)
海外パッケージツアー
海外オプショナル/レンタカー
アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインにてご購入の事前決済のホテル/レンタカー/国内航空券

なお、メンバーシップ・リワード・プラスへの入会は無料ですが、入会のための手続きは自分自身で行う必要があります。

手続きを忘れると優遇レートの適用や特典を受けることができないため、カード保有後は忘れずに手続きをしましょう。

ポイントの活用方法

貯めたポイントは、最新家電、お取り寄せグルメ、カードの年会費へ充当するなど様々な使い方ができます。

ニーズに合わせた活用方法ができるのも、アメックスビジネスがおすすめできる理由の一つです。

具体的に交換できる商品等については公式ホームページにまとめられています。

数あるクレジットカードの中からアメックスプラチナビジネスががユーザーから人気を集めているのが、航空会社のマイルやホテルのポイントへの交換であり、レートについては以下の通りです。

メンバーシップ・リワード・プラスへ加入することにより、優遇レートの適用を受けることができるため忘れないよう注意してください。

交換先交換レート(優遇)交換レート(通常)
ANAのマイル1,000ポイント → 1,000マイル2,000ポイント → 1,000マイル
JALのマイル2,500ポイント → 1,000マイル3,000ポイント → 1,000マイル
その他の航空会社のマイル1,250ポイント → 1,000マイル2,000ポイント → 1,000マイル
ヒルトン・オナーズ1,000ポイント → 1,250ヒルトン・オナーズポイント2,000ポイント → 1,250ヒルトン・オナーズポイント
Marriott Bonvoy®1,000ポイント → 990Marriott Bonvoyポイント2,000ポイント → 990Marriott Bonvoyポイント
楽天ポイント3,000ポイント → 1,400楽天ポイント3,000ポイント → 900楽天ポイント

アメックスプラチナビジネスの豪華特典

ここからは、アメックスプラチナビジネスに付帯する人気の特典を、トラベル・グルメ・ビジネス・保険の4つのカテゴリーに分けて紹介します。

トラベルに関する特典

はじめに、ホテルへの無料宿泊や空港ラウンジなどが利用できるトラベル関連の特典についてご紹介します。

トラベルクレジット【継続特典】

アメックスプラチナビジネスを毎年継続利用をすることで、付与される特典がトラベルクレジットです。

付与されるトラベルクレジットは20,000円分であり、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでホテル予約をする際に利用できます。

アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでは日本だけでなく、世界各地のホテルを予約できるのはもちろん、24時間のサポート体制が充実しているなど使い勝手の良いサイトとして人気を集めています。

毎年付与されるトラベルクレジットを利用し、旅の計画を立てていきましょう。

特典カード継続で20,000円分のトラベルクレジットを進呈
進呈時期カードを継続いただき、年会費お支払いの2ヶ月度を目処に進呈
有効期限進呈日から1年間
特典利用の条件・トラベルオンラインで事前予約/決済
・ホテルのみ対象
・1回の単一予約で40,000円以上

【継続特典】フリー・ステイ・ギフト

引用:アメリカン・エキスプレス公式サイト

フリー・ステイ・ギフトも、トラベルクレジット同様に、毎年カードを継続して利用することで付与される特典です。

フリー・ステイ・ギフトを利用すると、対象のホテルで1泊2名が無料で宿泊できます。

特典1泊2名様分の無料宿泊券をプレゼント
進呈条件カードの継続
進呈時期年会費のお支払いから2ヶ月後を目処にお届け
無料宿泊券の有効期限発行日から1年間
対象ホテルフリー・ステイ・ギフトの対象ホテルに記載のホテル

2024年度の対象ホテルは以下の通りで、4つ星や5つ星を獲得するような施設も登録されています。

後ほど紹介する「ホテル会員資格とのステータスマッチ」の特典と合わせて活用すると、よりお得に滞在を満喫することができるため合わせて詳細の確認をお願いします。

フリー・ステイ・ギフトの対象ホテルグループ(2024年度版)

  • ヒルトン
  • 西武プリンスホテルズ&リゾーツ
  • マリオット・インターナショナル
  • オークラ ニッコー ホテルズ
  • ハイアットホテルズアンドリゾーツ
  • ニューオータニホテルズ
  • ロイヤルパークホテルズ

各ホテルグループで実際に宿泊できるホテルについては、公式サイトを参考にしてください。

ザ・ホテル・コレクション

ザ・ホテル・コレクションは、世界的なホテル、ブランドをはじめ、600を超えるホテルやリゾートが参加しているプログラムです。

アメックスプラチナビジネスの特典として、2連泊以上の予約をすると宿泊時に以下のような特典の提供をホテルから受けることができます。

ザ・ホテル・コレクションの特典内容

  • チェックアウト時に館内施設ご利用代金より100米ドル相当オフ
  • チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
  • 予約時に支払うと、100円=2ポイント
  • アーリーチェックイン または 12:00よりチェックイン
  • レイトチェックアウト または チェックアウト時間の延長

施設利用代金の100米ドル相当オフ、客室のアップグレードなどは割引率などの面から見ても大変お得です。

ぜひ特典を活用して、ホテルでの滞在を楽しみましょう。

ホテル会員資格とのステータスマッチ

アメックスプラチナビジネスは、カードを保有し登録を行うことで、4つのホテルグループが実施している会員プログラムとのステータスマッチを行っています。

各ホテルのステータスを獲得すると、ホテル滞在時にレイトチェックアウトや客室のアップグレードなど様々な特典を利用できます。

それぞれのホテルで会員資格を獲得するためには、時間や費用がかかり4つを同時に手に入れるとなると、非常にハードルが高いです。

アメックスプラチナビジネスを保有するだけで、ステータスが手に入るのはクレジットカードに付帯する特典ならではと言えます。

会員プログラム付与されるステータス
ヒルトン・オナーズゴールドステータス
Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格
Seibu Prince Global Rewardsプラチナメンバー
Radisson RewardsPremiumステータス

手荷物ホテル当日宅配サービス

出張や旅行で駅に到着した際に、その日に宿泊予定のホテルまで荷物の宅配を依頼することのできる特典です。

駅からホテルへ行って荷物を預けるといった手間がなくなるため、限られた時間を有効活用できます。

宅配できる荷物については以下の通りで、口が閉じない手荷物、ゴルフバッグは対象外である点についてはご注意ください。

預かってもらえる手荷物

  • 個数:手荷物1個まで
  • 荷物の種類:スーツケース、ボストンバッグ、梱包された荷物 など
  • 取扱いサイズ:縦、横、奥行の合計が140㎝以内(スーツケースは160㎝以内)
  • 重量:20㎏以内

荷物の受付場所、配送エリアなどの情報は以下の通りです(2024年11月現在では、東京駅・新宿駅・博多駅の3箇所でサービスの展開が行われています)

項目<東京駅日本橋口>
佐川急便 TOKYO SERVICE CENTER
<新宿駅>
佐川急便 SHINJUKU SERVICE CENTER
<博多駅>
佐川急便 博多デイトス宅配サービスカウンター
住所東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街1階東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 バスタ新宿3階 東京観光情報センター内福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 アミュエスト1階
当日配送受付時間7:00~13:00(年中無休)
※年末年始は営業時間が変更となる場合があります
6:30~11:00(年中無休)
※年末年始は営業時間が変更となる場合があります
8:00~11:00(年中無休)
※年末年始は営業時間が変更となる場合があります
配送エリア東京23区、浦安市内の宿泊施設東京23区内の宿泊施設

手荷物無料宅配サービス

海外へ旅行や出張に行く際に、自宅→所定の空港、所定の空港→自宅の間で、手荷物2個まで無料で宅配する特典です。

大きなスーツケースなどを持って移動する必要がなくなるため、身軽に旅行ができると人気を集めています。

対象空港や預けることができる荷物については以下の通りです。

自宅→所定の空港で荷物の宅配を依頼する際には、事前の予約が必要なため手続き方法等については公式ホームページを参考にしてください。

利用可能なタイミング出国時・帰国時
配送個数2個
お預かりする手荷物の条件荷物の種類:スーツケース、ゴルフバック
取扱いサイズ:縦/横、高さの合計が160㎝以内
重量:30㎏以内
対象空港羽田(第2・第3)、成田、関空、中部
追加カード会員の利用有無追加カードでも本特典の利用が可能

プライオリティ・パス

プライオリティ・パスは、世界各地にある空港ラウンジを利用できる会員制のサービスです。

ラウンジ内では、無料の軽食、アルコール・ソフトドリンク、作業用のデスクやWiFi、シャワーなどが完備されており飛行機出発までの時間を快適に過ごすことができます。

アメックスプラチナビジネスに付帯するプライオリティ・パスでは、年間のラウンジ利用に関して回数制限が設けられていないため、何度でも無料で利用することができます。

また、同伴者についても1名であれば無料で利用できるのもおすすめできるポイントです。

年会費無料
ラウンジ利用料無料(利用回数の制限なし)
同伴者の利用料1名様まで無料
2名様以上の場合、1名様につき35米ドル
有効期限3年(自動更新)
追加カード会員の発行有無追加カードでもプライオリティ・パスの発行可能
サービス利用制限空港ラウンジの利用のみ。
飲食やスパ施設での利用は不可。

ラウンジの利用回数についての制限は設けられておりませんが、空港併設のレストラン・スパ等の優待特典については利用ができないため注意をしてください。

センチュリオン・ラウンジ

引用:アメリカン・エキスプレス公式サイト

アメックスプラチナビジネスを保有すると、アメリカン・エキスプレスが運営している「センチュリオン・ラウンジ」も無料で利用できます。

センチュリオン・ラウンジは、アメリカを中心に世界各地の空港で複数箇所展開されています。

また、2025年には日本の羽田空港にも新しく新設予定です。

ラウンジ内では、プライオリティ・パスラウンジ同等のサービスを受けることができるため、ラウンジの混雑状況等に合わせて空いている場所を利用していきましょう。

センチュリオン・ラウンジが設置されている空港については以下の通りです。羽田のラウンジオープンなど最新情報については、公式ホームページでご確認をお願いします。

空港名
アメリカ・ラスベガス ハリー・リード国際空港(マッカラン国際空港)
・ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン空港
・マイアミ国際空港
・ニューヨーク ラガーディア空港
・フィラデルフィア国際空港
・シアトル・タコマ国際空港
・ダラス・フォートワース国際空港
・サンフランシスコ国際空港
・フェニックス・スカイハーバー国際空港
・シャーロット・ダグラス国際空港
・ロサンゼルス国際空港
・ジョン・F・ケネディ国際空港
・デンバー国際空港
・ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港
・ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港
香港・香港国際空港
インド・インディラ・ガンジー国際空港
・チャトラパティ・シヴァージー国際空港
オーストラリア・シドニー国際空港
・メルボルン国際空港
アルゼンチン・エセイサ国際空港
メキシコ・メキシコ・シティ国際空港
・ヘネラル・マリアーノ・エスコベード国際空港
ブラジル・グアルーリョス国際空港
スウェーデン・ストックホルム/アーランダ空港
イギリス・ヒースロー空港

空港ラウンジ

プライオリティ・パスラウンジやセンチュリオン・ラウンジの他に、日本の主要空港とハワイ・ホノルルにあるカード会社提携のラウンジもアメックスプラチナビジネスでは利用できます。

ラウンジ内での提供サービスについては、無料のソフトドリンクやWIFIなど上記2つのラウンジと比較をすると、見劣りする部分があり、少し良い待合室程度に考えるのがおすすめです。

プライオリティ・パスラウンジの設置がない空港や、混雑していて入場制限がかかっている場合などに活用できます!

エリア空港ラウンジ
北海道新千歳空港スーパーラウンジ
ロイヤルラウンジ
ノースラウンジ
【休業中】トラベラーズラウンジ
函館空港ビジネスラウンジ「A Spring.」
東北青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ロイヤルスカイ
仙台空港ビジネスラウンジ East Side
関東
甲信越
成田国際空港第1ターミナルIASS Exective lounge1
成田国際空港第2ターミナルIASS Exective lounge2
羽田空港第1ターミナルPOWER LOUNGE NORTH
POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE CENTRAL
羽田空港第2ターミナルエアポートラウンジ(南)
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港第3ターミナルTIAT LOUNGE
SKY LOUNGE
【休業中】SKY LOUNGE SOUTH
新潟空港エアリウムラウンジ
東海
北陸
中部国際空港プレミアムラウウジセントレア
第2プレミアムラウンジセントレア
富山空港らいちょう
小松空港スカイラウンジ白山
近畿関西国際空港六甲
金剛
アネックス六甲
伊丹空港ラウンジオーサカ
神戸空港ラウンジ神戸
中国
四国
岡山空港ラウンジマスカット
広島空港ビジネスラウンジ「もみじ」
米子鬼太郎空港ラウンジ DAISEN
山口宇部空港ラウンジきらら
高松空港ラウンジ讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
徳島空港「ヴォルティス」
九州
沖縄
北九州空港ラウンジひまわり
福岡空港ラウンジTIMEノース
ラウンジTIMEサウス
ラウンジTIMEインターナショナル
熊本空港ラウンジASO
長崎空港ビジネスラウンジ「アザレア」
大分空港ラウンジくにさき
宮崎ブーゲンビリア空港ブーゲンラウンジひなた
ラウンジ大淀
鹿児島空港スカイラウンジ菜の花
那覇空港ラウンジ華~hana~
ハワイダニエル・K・イノウエ
国際空港(ホノルル)
IASS HAWAII LOUNGE

グルメに関する特典

次に、コース料理が1名分無料など、美味しいグルメをお得に楽しめる特典について紹介します。

ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン

引用:グルメクーポン公式サイト

ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポンは、対象レストランの対象コースを2名以上で予約をすると1名分のコース料金が無料となる特典です。

対象レストランは、記念日や接待などで使える高級店ばかりが登録されており、様々なシーンで活用できます。

実質半額で美味しい料理が楽しめるため、費用の面でもお得感を感じていただくことができると人気を集めています。

特典の利用条件は下記の通りで、対象レストランについては公式ホームページから検索可能です。

特典内容対象レストランの所定のコース料理を大人2名様以上でご予約いただくと1名様分のコース料金が無料
選択できるコースランチタイムならびにディナータイムで利用可能
利用回数下記の各プログラム期間中、1レストランにつき1回
・4月1日~9月30日
・10月1日~翌年3月31日
予約締め切り利用日前日の18時

「ポケットコンシェルジュ」キャッシュバック特典

引用:ポケットコンシェルジュ公式サイト

ポケットコンシェルジュとは、接待・会食におすすめのレストランを予約できる、会員向けの専用サービスです。

事前にポケットコンシェルジュへ登録を行い、ポケットコンシェルジュを通してレストランなどの予約を行うと、1回あたり10%、年間で最大20,000円分のキャッシュバックを受け取れます。

ポケットコンシェルジュには日本全国の有名レストランなどが登録されているため、気になるお店がないかぜひチェックをしてみてください。

ポケットコンシェルジュで予約ができるレストランの検索は、公式サイトからカード保有前でも可能です。

ビジネスに関する特典

アメックスプラチナビジネスは、「ビジネス」と名前がつくように、個人事業主や中小企業の経営者をターゲットにしたカードであるため、ビジネスを円滑に進めるための特典が多数付帯しています。

これは一般のカードにはない特徴の一つです。

代表的な特典の一例については以下の通りで、会計システムとの連携、シェアオフィスの料金優待などが用意されています。

うまく活用し、ビジネスの発展に役立てていきましょう。

名称優待内容
ビジネス・バッキング・プログラム広告宣伝費やアプリケーションなど、出費がかさむデジタル関連のお支払を、通年でキャッシュバック
ROBOT PAYMENT「請求管理ロボ」導入支援費用無料や割引などの優待を用意
会計ソフトへのデータ連携クラウド会計ソフト freee会計、弥生会計ラインアップの優待料金を用意
American Express Business Matching Platform・多様なカード会員様から取引先やパートナーを探せる
・リアルなイベントで業界内外の経営者と出会え、人脈が広がる
Square(スクエア)所定の決済売上分まで、決済手数料が無料で利用可能
補助金・助成金検索サービス個人事業主・中小企業向けの補助金・助成金の申請支援費用が割引
NIKKEI OFFICE PASS・優待価格の提供
・対象加盟オフィスで利用できる「NIKKEI OFFICE PASS 10回無料クーポン」をプレゼント
ベルリッツ 企業向けプログラム入会金無料や各プログラムの企業向け価格などの特典を用意
福利厚生サービス「クラブオフ」VIP会員月会費が無料
日経電子版Pro・申込月の利用料 無料
・月額利用料 5%オフ

付帯保険

アメックスプラチナビジネスには、旅行中におきた事故などの治療費を補償する、旅行傷害保険が付帯されています。

ここでは補償の概要について解説します。

なお、保険については細かな利用規定が設けられているため詳細については公式ホームページを参考にしてください。

海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険は、海外旅行中の死亡事故、賠償責任費用、傷害による治療費などの補償を行います。

旅行に関する代金を事前にアメックスプラチナビジネスで支払っている場合と、そうでない場合で補償の限度額については異なるため利用の際には注意が必要です。

万が一の際に、十分な補償を受けるためにも旅行に関する費用はアメックスプラチナビジネスを使って支払うことをおすすめします。

保険種別基本カード会員様追加カード会員様
傷害死亡/傷害後遺障害保険金1億円(1,000万円)1億円(1,000万円)
傷害治療費用保険金1,000万円(1,000万円)1,000万円(1,000万円)
疾病治療費用保険金1,000万円(1,000万円)1,000万円(1,000万円)
賠償責任保険金5,000万円(5,000万円)5,000万円(5,000万円)
救援者費用保険金
(保険期間最高)
1,000万円(1,000万円)1,000万円(1,000万円)
携行品損害保険金100万円(100万円)100万円(100万円)
カード決済がある場合

保険が適用になる旅行代金の支払い

  • 旅行前に日本国内にてカード決済された、日本出入国のために時刻表に基づいて運航される公共交通乗用具(※1)のチケットやパッケージ・ツアーの料金
  • 日本国内でのカード決済がない場合、出国後に海外で時刻表に基づいて運行される公共交通乗用具のチケットの料金

(※1) 公共交通乗用具とは、航空法、鉄道事業法、海上運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、電車、船舶などをいいます。

保険種別基本カード会員様追加カード会員様
傷害死亡/傷害後遺障害保険金5,000万円(1,000万円)
傷害治療費用保険金1,000万円(1,000万円)
疾病治療費用保険金1,000万円(1,000万円)
賠償責任保険金5,000万円(5,000万円)
救援者費用保険金
(保険期間最高)
1,000万円(1,000万円)
携行品損害保険金100万円(100万円)
カード決済がない場合

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険では、旅行中の死亡事故、入院・通院にかかる費用の補償があります。

ゴールドカードなどの下位ランクのカードでは、入院保険金日額などは補償の対象外のため、補償の充実を図りたい方はアメックスプラチナビジネスをおすすめします。

また海外旅行傷害保険と同様に、旅費に関する支払いをカードで行った場合とそうでない場合で、補償金額は異なります。

保険種別基本カード会員様追加カード会員様
傷害死亡/傷害後遺障害保険金5,000万円(1,000万円)5,000万円(1,000万円)
入院保険金日額5,000円(5,000円)5,000円(5,000円)
手術保険金最高20万円最高20万円
通院保険金日額3,000円(3,000円)3,000円(3,000円)
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用1回につき最高3万円
受託手荷物遅延費用1回につき最高3万円
受託手荷物紛失費用1回につき最高6万円
カード決済がある場合

保険が適用になる旅行代金の支払い

  • ご自宅を出発する前に宿泊を伴う募集型企画旅行の代金をカードでお支払いいただいた場合、参加中の事故によって受けられた傷害については、国内旅行傷害保険が付帯されます。なお、宿泊を伴わない旅行であっても、 公共交通乗用具(※1) のチケットをカードでご購入いただいた場合、ご搭乗中の事故については補償の対象になります。

(※1) 公共交通乗用具とは、航空法、鉄道事業法、海上運送法に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、電車、船舶などをいいます。

保険種別基本カード会員様追加カード会員様
傷害死亡/傷害後遺障害保険金5,000万円(1,000万円)
入院保険金日額5,000円(5,000円)
手術保険金最高20万円
通院保険金日額3,000円(3,000円)
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用
受託手荷物遅延費用
受託手荷物紛失費用
カード決済がない場合

アメックスプラチナビジネスのメリット

カードの基本仕様や特典などが理解できたところで、アメックスプラチナビジネスを保有するメリットについて解説します。

起業開始直後でも申し込みができる

アメックスプラチナビジネスは、ビジネスカードでありながらもカード発行の審査については、個人の信用情報を元に行います。

つまり、一般的なクレジットカードの審査と変わらず、会社の設立年数や売上規模などの開示が必要ないため、起業直後でも申込みが可能です。

そのため、会社員と並行しながら個人事業主として開業を行い、ビジネスカードを活用していきたいと考えている人にもおすすめできる1枚です。

カードそのものの審査については、すでに解説した申込資格などは最低限満たす必要があるため無収入の人が申し込みできるわけではない点には注意してください。

一律の利用限度額が設けられていない

アメックスプラチナビジネスのメリットの一つとして、カード会社が定める一律の利用限度額が無い点があげられます。

クレジットカードの利用限度額については、個人のカードの利用状況、収入などの信用情報を元に総合的に判断し、最適な金額が設定されます。

これにより決済利用額が高い方には、高額な利用限度額が設定されるため事業の支払いなどを行う際に、限度額が足りず不自由するといったことが比較的起こりにくい仕様です。

カードを保有している人の中には、1,000万円を超える限度枠を有している人もいるようです。

カードの利用限度額を上げるためには、利用実績が必要なため日頃からアメックスプラチナビジネスを活用し、使い勝手の良いカードにしていきましょう。

プラチナ・セクレタリー・サービスが利用できる

引用:アメリカン・エキスプレス公式サイト

プラチナ・セクレタリー・サービスは、アメックスプラチナビジネス専用に用意されたコンシェルジュと秘書代行の機能を兼ね備えたサービスです。

対応できる内容については以下の通りで、カード会員であれば24時間・365日利用できます。

起業したばかりの際などは、秘書一人を雇うには人件費などの面からも負担が大きいため、プラチナ・セクレタリー・サービスを利用し、業務やコストを削減するといった使い方をおすすめします。

プラチナ・セクレタリー・サービスに依頼できる内容(一例)

  • 航空券、JR乗車券、指定券、ハイヤーの手配や、世界中の主なホテルの予約
  • 日本未発売の商品の、探索、発注または購入し、その商品が手元に届くまでをお手伝い
  • 料亭やレストランの予約
  • 海外向けのコンサートやオペラ、演劇、イベントなど、国外のチケットの手配
  • ゴルフ場の予約

金属製、プラスチック製の両方のカードが付与される

アメックスプラチナビジネスは、ステータスカードとしての役割も果たせるよう、金属で作られた高級感のあるカードが提供されるのもメリットの一つです。

金属製のカードは重厚感や、スタイリシュな輝きを放つ見た目などが所有欲を満たしてくれること間違いありません。

また金属製のカードは一部の決済端末では利用できないといったデメリットを補完するため、セカンド・ビジネス・プラチナ・カードと名前のついたプラスチック製のカードの提供を行う配慮もあります。

同じく金属で作られた、アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードでは、プラスチック製のカードの発行は行われていないため、上位カードならではの特典です。

追加カードの利用限度額を設定できる

家族や従業員などに追加カードを発行した際、それぞれのカードの利用限度額を、本会員が個別に設定できるのもメリットの一つです。

あらかじめそれぞれのカードに利用限度額を設定しておくことで、役割に応じた適切な額、カードの使いすぎを防ぐといったことができます。

それぞれのカードの限度額の設定ルールについては、最小金額は1万円から、基本カード会員の利用限度額以内です。

アメックスプラチナビジネスのデメリット

メリットがあるということは、デメリットがあるのも事実です。

アメックスプラチナビジネスを保有している人は、どのような点をデメリットと感じているかについても解説します。

事前入金ができなくなった

以前のアメックスでは、限度額を超えるカード利用が想定される場合、デポジットとして事前に入金を行うことで、利用限度額をUPすることができる仕組みを設けておりました。

例)通常200万円の限度額の場合、100万円を事前に入金することで300万円までの決済ができるようになる。

しかしながら、現状では事前入金サービスは終了しておりデポジットでの利用限度額の変更は行うことができません。

代替の手段として、利用限度額を一時的に増やしたい場合についてはアメックスへ申請を行い、審査を受けることでの増額は可能です。

旅行などの大きな出費が予定されている場合については、こちらの手続きを行ってください。

手続き方法の詳細については、公式ホームページにまとめられています。

年会費が165,000円と安くはない

アメックスプラチナビジネスの年会費については、すでに解説した通り165,000円です。

アメックスから発行されているビジネスカード3種類の中でも最も高額で、決して安い金額と言うことはできません

カード名年会費
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード13,200円
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード36,300円
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード165,000円

特典などをうまく活用すれば、十分に元を取ることも可能ではありますが、毎年発生するコストになるため、支払いが負担に感じることはないか、十分に検討したうえで申込みをされることおすすめします。

公共料金や税金の支払いでポイント還元率が低下する

カード決済額に応じて貯まるメンバーシップ・リワードのポイントには、一部例外規定が設けられており、すべての支払先でポイントの獲得ができるわけではありません。

毎月定額で支払わなければならない公共料金等が例外規定の適用を受けてしまう点については、大きなデメリットです。

特に、個人事業主や中小企業経営者の方で税金の支払いでポイント加算を希望する場合、200円=1ポイントの還元率であることはしっかりと頭に入れておきましょう。

ポイント還元率が低下する支払先の一例については、以下の通りです。

ポイント加算対象外の主な利用先・放送局
・電子マネー
・寄付団体
・その他(カード年会費/月会費、メンバーシップ・リワード・プラス年間参加費など)
200円=1ポイントの主な利用先・電力会社
・ガス会社
・水道局
・税金
・公金
・決済手段
・その他(病院/クリニックなど医療関連、郵便窓口/Webゆうびんなど)

ポイントからANAのマイルに交換をする際には年間の移行上限がある

アメックスプラチナビジネスで貯めたポイントは、ANAマイルへ年間参加費(5,500円)の支払い不要で交換する事ができますが、ポイントの移行数については年間の上限が設けられている点については注意が必要です。

移行の上限数については、以下の通りです。

メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合
80,000 ポイント(=40,000 マイル)まで40,000 ポイント(=40,000 マイル)まで

ポイントを上限なくANAマイルに交換をしたいと希望する場合は、以下のアメックスとANAが提携して発行しているカードがおすすめです。

ポイントをANAマイルへ上限なしで移行できるクレジットカード

  • ANAアメリカン・エキスプレス・カード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

アメックスプラチナビジネスのキャンペーン情報

最後に、現在アメックスプラチナビジネスで開催されている入会キャンペーンの情報について紹介します。

合計200,000ポイント獲得可能

アメックスプラチナビジネスでは、カードへの入会後4ヶ月位内の決済利用額に応じてボーナスポイントの付与を行っています。

条件については、150万円・300万円・400万円の3段階で、通常利用分のポイントを合わせて最大で200,000ポイントの獲得が可能です。

カードの年会費の1年分以上の額に相当するため、大変お得なキャンペーンです。条件のクリアを目指して、アメックスプラチナビジネスを活用していきましょう。

特典名条件獲得できるポイント
ご利用ボーナス1入会後4ヶ月以内に合計150万円以上カード利用20,000ボーナスポイント
ご利用ボーナス2入会後4ヶ月以内に合計300万円以上カード利用60,000ボーナスポイント
ご利用ボーナス3入会後4ヶ月以内に合計500万円以上カード利用70,000ボーナスポイント
通常ご利用ポイント合計500万円のカード利用50,000ポイント

150,000ボーナスポイント獲得可能【加盟店利用特典】

上記の特典とは別に、対象加盟店でカードへの入会後6ヶ月位内に、600万円以上の決済を行うと、150,000ボーナスポイントの獲得が可能です。

対象加盟店については以下の通りで、WEB広告、事務用品の購入などビジネスの推進をサポートするサービスが多数含まれています。

すでに利用しているサービスなどがあれば、支払いに使うカードを忘れずにアメックスプラチナビジネスへ変更してください。

対象加盟店一覧(2024年7月現在)

  • Yahoo!広告
  • ヤマト運輸
  • Google広告
  • Meta広告
  • Line広告(Line Ads)​​
  • Gunosy Ads(広告)
  • バイトル、バイトルPRO、バイトルNEXT、はたらこねっと
  • モノタロウ
  • 建デポ
  • MISUMI
  • ラクスル
  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • 食べログ 有料支援
  • エン転職、doda、indeed、求人ボックス、ビズリーチ
  • コーナングループ(店舗、オンライン、対象外:コーナンPay)
  • Yahoo!ショッピング
  • ミイダス
  • Apple StoreやAppleのサービス
  • Uber Eats
  • JAL公式ウェブサイト(JAL国内線・国際線航空券、およびJALPAK 国内・海外ツアー商品)

ポイ活サイト経由の入会が更にお得

引用:モッピー公式サイト

カード決済で最大200,000ポイント、対象加盟店での利用で150,000ボーナスポイントはアメックスが主催している特典ですが、ポイ活サイトを経由して申し込みをすることで、更に1,000円相当のポイントを獲得することが可能です。

ポイ活サイトとは、モッピーなどが有名どころで会員登録を行い、専用のURLからカードへの申込みを行うことで、サイト内で使えるポイントが獲得できるサービスです。

アメックスが行うキャンペーンとは異なりますが、現金同様に使えるポイントが手に入るため、使わない手はありません。

よりお得にアメックスプラチナビジネスへの入会を行うのであれば、ぜひポイ活サイトを活用してください。

まとめ

アメックスプラチナビジネスは、ビジネスを加速させる多彩な特典、プライオリティ・パスやセンチュリオンラウンジなど、出張や旅行の際に役に立つ特典が充実しています。

仕事とプライベートの両方で活用できるクレジットカードを探しているのであれば、おすすめできる1枚です。

ビジネスカードではありますが、会社員の方でも申し込みができるため気になる方はぜひ公式サイトからお申し込みのお手続きをお願いします。

開催中の入会キャンペーンも活用し、お得にポイントも貯めていきましょう!

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