マリオットポイントをマイル交換する方法＆おすすめの航空会社を紹介！ANAやJALはおすすめしない

マリオットのポイントは、ANAやJALをはじめ30以上の航空会社のマイルに交換できます。

この記事では、マリオットポイントをマイルに交換する方法から、交換するのにおすすめのマイルまで紹介します。

マリオットポイント（マイル）を効率よく貯められるマリオットボンヴォイアメックスについては、こちらの記事でまとめています → マリオットボンヴォイアメックスの紹介キャンペーン情報【2024年8月最新版】特典・ポイント還元率・審査・メリット・デメリットまで完全網羅

マリオットポイントとマイルの関係性について

マリオットのポイントとマイルの関係性の概要は以下です。

それぞれ詳しく説明します。

交換可能なマイルと交換レートについて

2024年8月現在、マリオットのポイントから交換可能なマイルと交換レートは以下の通りです。

アライアンス	航空会社	ポイントとマイルの 交換比率
スターアライアンス	ANAマイレージクラブ	3:1
	シンガポール航空 クリスフライヤー
	タイ国際航空 ロイヤルオーキッドプラス
	エア・カナダ アエロプラン
	ターキッシュ エアラインズ Miles&Smiles
	コパ航空 ConnectMiles
	アシアナ航空アシアナクラブ
	エーゲ航空 Miles+Bonus
	TAPポルトガル航空 Miles&Go
	アビアンカ航空 LifeMiles
	ユナイテッド航空マイレージプラス
	ニュージーランド航空 Airpoints	200:1
ワンワールド	JAL	3:1
	キャセイパシフィック航空 アジア・マイル
	ブリティッシュ・エアウェイズ Executive Club
	アラスカ航空 Mileage Plan
	カタール航空 プリビレッジクラブ
	アメリカン航空 AAdvantage
	カンタス・フリークエントフライヤー
	Iberia Plus
	LATAM航空 LATAMPASS
	Multiplus Fidelidade LATAM Pass
スカイチーム	デルタスカイマイル
	エールフランス/KLM フライング・ブルー
	大韓航空スカイパス
	サウディア Alfursan
	エアロメヒコ クラブ プレミエ
	ヴァージンアトランティック航空 Flying Club
非加盟	Etihad Guest	3:1
	エミレーツ・スカイワーズ
	ハワイアン航空 HawaiianMiles
	ヴァージンオーストラリア Velocity Frequent Flyer
	サウスウェスト航空 Rapid Rewards
	FRONTIER Miles
	海南航空 Fortune Wings Club
	InterMiles
	Vueling Club
	エアリンガスAerClub

基本的には交換レートが3:1ですが、ニュージーランド航空では交換レートが200:1です。

マリオットのポイントをマイルに交換する際に、まとめて交換することでボーナスマイルを貰えて交換レートが実質アップします。

まとめて交換するとボーナスマイルが付与される

基本的に、ポイントをマイルに交換するときのレートは3:1ですが、まとめて60,000ポイントずつ交換すると5,000マイルが付与されます（ユナイテッド航空は、10,000マイルなのでとてもお得）

交換するポイント数	30,000ポイント	60,000ポイント
通常もらえるマイル	10,000マイル	20,000マイル
ボーナスマイル	なし	5,000マイル
交換レート	3 : 1	3 : 1.25

上記の通り、60,000ポイントずつ交換すると交換レートがアップするので、マリオットのポイントをマイルにする時にはまとめて交換するのをおすすめします。

マリオットのポイントをマイルに交換するときの交換レートは、ユナイテッド航空がもっとも良いです。

ユナイテッド航空マイレージプラス特典マイルへの移行60,000ポイントごとに、10,000ボーナスマイルを獲得できます。Marriott Bonvoyとユナイテッド航空マイレージプラスの優先パートナーシップによる数多くの特典の1つです。

公式サイト

60,000マイルごとに交換する場合には、基本的には3 : 1.25なのですが、ユナイテッド航空の場合には交換レートが 3 : 1.5 です。

同じマリオットポイント数でもユナイテッド航空に交換するときは少しお得です。

ただし、ボーナスマイルがもらえない航空会社があるので注意してください。2024年8月現在だと、以下の航空会社ではボーナスマイルがもらえません。

ボーナスマイルがない航空会社

ちなみに60,000の倍数ならOKなので、120,000ポイント・180,000ポイント・240,000ポイントずつ交換してもきちんとボーナスマイルがもらえます。

実際に240,000ポイントをJALマイルに交換したときには、60,000ポイントがボーナスとしては入り、自動的に20,000マイルとなって移行されていました。

マリオットのポイントをマイルに交換する手順

マリオットのポイントをマイルに交換する手順は、以下の通りで3分もあれば交換申請ができます。

1.公式サイトのポイント交換申請ページにアクセスする

まずは公式サイトのポイント交換申請ページにアクセスします。

＞＞ポイント交換ページはこちら

アクセスすると以下のようなページが表示されるので「ポイント移行」をクリックします。

ポイント移行をクリックすると、各種情報を入力するページが表示されます。

2.各種情報を入力

各種情報を入力するページが表示されたら、交換に必要な情報を入力します。

入力するのは、交換したいマイレージとそのマイレージプログラムの会員番号、移行を希望するポイントです。

このときに240,000ポイントを入力してもボーナスマイルが加味されずに80,000マイルと表示されていますが、問題なくもらえるので安心してください。60,000ポイントの時は、25,000マイルではなく20,000マイルと表示されます。

全て入力して「次へ」をクリックすると、以下のような確認画面に遷移します。問題なければ「変換」をクリックします。

3.本人確認をする

最後に本人確認があります。本人確認は、登録のメールアドレスに認証コードが届き、それを入力するだけです。

ちなみに認証メールは以下です。

6桁の数字のコードが届くので、そのコードをポイント移行ページで入力します。

「確認」をクリックしたらポイント交換の申請が終わります。

あとはポイントが交換されるまで待ちましょう。おおよそ1週間前後で交換できます。

マリオットポイントを交換するのにおすすめのマイル

※特典航空券＝マイルで発行する航空券

マリオットのポイントはさまざまなマイルに交換できるので「どれがいいのか？」と迷ってしまうかもしれません。

順当にいくと、ANAやJALのマイルが選択肢に挙がりますが、僕はANAやJALのマイルにはあまり変えません。

ポイントをマイルに交換する前に知っておきたいこと

マイルは使い方によって損も得もします。マリオットポイントを損しないように、以下のことは頭に入れておいてください。

それぞれカンタンに説明します。

ANAやJALマイルを使って海外の航空会社の飛行機に乗れる

航空会社は基本的にアライアンスという航空連合に属しています。

ANAはスターアライアンスに属しており、JALはワンワールドに属しています。

中にはアライアンスに入っていない航空会社もあります。

エアラインアライアンス一覧

同じアライアンスに属しているとマイルの相互利用ができるケースが多く、ANAマイルを使ってユナイテッド航空に乗るというイメージで、1種類のマイルでいろいろな航空会社が利用できます。

逆に、ユナイテッド航空のマイルでANAに乗ることができたりします。

全く同じ便でも、ANAマイルで予約するのとユナイテッド航空で予約するので必要マイル数が異なることがほとんどであり、ANAの飛行機でもユナイテッド航空のマイルの方がお得に取れることもあります。

この辺りを深掘りするとかなりややこしいので省略しますが、マイルの世界はかなり奥深いので、知識をつけるとよりお得に旅行できます。

ですが、マリオットのポイントを貯めてマイルに交換してそのマイルで特典航空券を取ろうとしている段階でだいぶお得旅行の上級者です…！

ANAとJALマイルは有効期限が3年間かつ特典航空券は3親等まで

ANAとJALのマイルには有効期限があり、基本的に3年間です。

流行り病が原因でマイルの有効期限延長などもやっていましたが、延長する術はありません。

この記事で紹介するユナイテッド航空とブリティッシュエアウェイズはマイルの有効期限がないもしくは実質ありません。

コツコツとマイルを貯めたいなら有効期限が長いマイレージを選びましょう。

もし有効期限が切れる間近になったら、ANAの現金のように使えるポイント（スカイコイン）に交換するのをおすすめます。

僕がよく交換するマイル

僕がよく交換するマイルはユナイテッド航空とブリティッシュエアウェイズです。

ユナイテッド航空：ANAが利用できる

僕はANAの国内線に乗るとき用で、マリオットのポイントをユナイテッド航空のマイルにたびたび交換しています。

ユナイテッド航空でANAの特典航空券を取るデメリットとしては、当日にチェックインカウンターに寄って券を発行してもらわないといけない点がありますが、個人的にはそれ以上に嬉しいポイントが多いです。

ANAの特典航空券をユナイテッド航空のマイルでとるメリットは以下です。

上記の理由から、僕はANA国内線を利用するとき用で、マリオットのポイントをユナイテッド航空に交換します。

ちなみにANAの国際線もユナイテッド航空のマイルで予約できます。ユナイテッド航空のマイルで特典航空券を発券した場合は燃油サーチャージが不要なので、かなりお得に航空券がゲットできます…！

ブリティッシュエアウェイズ：JALの国際線をお得に利用できる（アジア）

ブリティッシュエアウェイズはJALと同じワンワールドに属しているため、ブリティッシュエアウェイズのマイル（Avios）を使ってJALの特典航空券を発券できます。

JALの特典航空券をAviosでとるメリットは以下です。

上記の理由から、アジア圏に行きたいときにはマリオットのポイントをAviosに交換して、お得にJALの特典航空券を発券しています。

路線	Aviosの必要マイル数	JALの必要マイル数
東京〜香港	エコノミー：22,000 ビジネス：44,000	エコノミー：20,000 ビジネス：48,000
東京〜バンコク	エコノミー：13,000 ビジネス：38,750	エコノミー：13,500～17,500 ビジネス：40,000

アジアで、JALが発着している場所に行くときにはAviosがおすすめです。

まとめ：マリオットのポイントをマイルに交換してお得に旅行を

マリオットのポイントは30以上の航空会社のマイルに交換できるだけではなく、かなり良いレートで交換できます。

さらにマリオットのポイントは有効期限が実質無期限（24ヶ月以内に1度でも加算されたら延長）なので、マイルを使いたいときに交換すれば、半永久的に失効しないというメリットもあります。

ポイントをマイルに移行するのに要する日数は1週間ほどと比較的早いので、よっぽど突発的な旅行をしない限りは、かなり前もってマイルに移行しておく必要もありません。

上記のような理由から、マイルを貯めたいならマリオットのポイントを活用すべきと言ってもいいほどです…！

マイルの使い方をマスターしたらかなりお得に旅行できるようになるので、ぜひその辺りも学んでみてください。

お持ちのマリオットのポイントをできる限り有効活用する参考になれば幸いです。

以上、マリオットポイントとマイルの関係性などについてでした。

マリオットのポイントの貯め方やマイル以外の使い道については、こちらの記事でまとめています → マリオットポイントの貯め方・使い方を徹底解説。かしこく貯めてお得に使おう！

コラム：マリオットボンヴォイアメックスはマイルを貯めやすい？

マリオットボンヴォイアメックスは、マリオットとアメックスが提携して発行しているクレジットカードです。

マリオットが発行しているためマリオットのポイントがとても貯めやすいカードです。

他にマリオットポイントを貯められるクレジットカードはないため、カードでマリオットのポイントを貯めたい場合はマリオットボンヴォイアメックス一択です。

マイル還元率について

マリオットボンヴォイアメックスは、一般カードとプレミアムカードの2種類あります。

僕自身はプレミアムカードを発行して、普段から活用してマリオットのポイントを貯めています。

そもそもマリオットボンヴォイアメックスプレミアムのポイント還元率3.0%とかなり高還元率です。もしマリオット系列ホテルでカード利用したら、ポイント還元率が18.5%に大幅アップします…！

内訳は、100円ごとに6ポイント・ホテルポイントが1米ドルごとに12.5ポイントであり、100円決済で18.5ポイント相当貯まります（異常なほどのポイント還元）

貯めたポイントをマイルに交換する場合を整理すると…

ポイント数	交換マイル	交換レート
3ポイント	1マイル	100円＝1マイル
60,000ポイントまとめて	通常：20,000マイル ボーナス：5,000マイル 合計：25,000マイル	100円＝1.25マイル

上記のように基本的に100円ごとに1.25マイル貯まるので、マイル還元率は1.25%であり、かなり高還元率です…！

航空会社のカードであるANAカードやJALカードですら、1.25%を超えるのはANAで3枚（どれも年会費80,000円越え）だけであり、JALは1枚もないことからも、マイルが貯めやすいカードだと分かります。

ちなみにユナイテッド航空はレートがさらにアップします。60,000ポイントまとめて交換すると30,000マイルになるため、なんとマイル還元率1.5%です…！

ユナイテッド航空のマイルがあればANAを利用できるので、ANAを利用する前提ならマイル還元率1.5%とかなりの高還元率を実現可能です…！（ANAとユナイテッド航空で同じ便の特典航空券を取る際の必要マイル数は大差ないです）